歯がなくなる原因
歯がなくなってしまう原因は、大きく分けて2つ、むし歯と歯周病です。むし歯では歯そのものが溶けてなくなりますが、歯周病では歯を支えるまわりの骨が溶けてしまい、歯がぐらぐらとなり抜けてしまうのです。
歯がなくなったら
1本だけなくなった場合にはブリッジといってなくなった歯の両隣の歯を削り、3本分のつながったものをかぶせます。
しかし、何本もなくなってしまった場合にはブリッジでは残っている歯に負担がかかりすぎてしまいます。そこでとりはずし式の義歯(入れ歯)が必要となるわけです。
入れ歯の種類
入れ歯には何本かの歯が残っていて、その歯にバネのようなものをひっかけて入れ歯の安定を図る部分入れ歯と、歯が1本も残っていない場合の総入れ歯があります。また、合成樹脂を主体とした保険の効く入れ歯と、金属を主に使う保険の効かない入れ歯があります。金属床義歯

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≪長所≫
- 重量が軽い
- 温熱感覚が伝わる
- アレルギーが起こりにくい
- 上顎が薄い金属でできているため口の中が広く感じる
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≪短所≫
- やや高価である
ミラクルフィット

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≪長所≫
- 床が小さい
- ウィングと称する部分がない
- 24時間装着が可能なほど、違和感や歯牙に対する圧迫感が少ない
- 金属部分が無いので、ミラクルメソッドを理解できると調整・補修が簡単
- 残存歯を保護し、傷めにくい
マグネット式義歯
マグネットデンチャーは歯の根っこが少しでも残っていたなら、その中に土台のキーパーという金属を装着し、入れ歯の中に磁石を装着して、磁力で入れ歯を維持させます。マグネットデンチャーの施術は簡単で、今まで他の入れ歯を入れていた人から移行しやすいので、重宝される入れ歯でもあります。